2013年
3月
31日
日
座板作り

弥生三月も今日で終わりながら、真冬並みの気温にブルブル。
400世帯オーバーの自治会の総会があり、住民の権利+義務で参加。
地元では「モデル自治会」らしいが、熱意過剰のご仁の発言に振り回され、2時間の総会で1時間45分が終わった年度のブヅフツ・グダグタ。
肝心の新年度はサラッと30分。
飛び出して「聞けっ!」と言いたいのを抑えるのに血圧上がる。
現役会議なら「一喝」で済むが、気長な理事諸氏は忍耐の一字。
気分転換に午後から工房へ、材木は素直に言う事を聞くし従順。good
四月は腰掛=スツールを集中的に作ろうと思い、準備開始。
変形ケヤキ、タモ凸凹、セン小型丸味を作る。
厚さ35mmにカンナ掛けで、なるべく軽くするつもり。
偏心脚を24本作らねばならぬが、50mm厚の板材揃えが一仕事。
有り合わせの材で間に合うかな。
2013年
3月
27日
水
薬をやめたら治った?

春風邪(?)はしつっこい、一週間かかって治ったと思ったらぶり返し。
37.9度の発熱はウン10年振りか、木工どころで無かった。
合計11種の薬の飲み過ぎか、だるくてクラクラ。
飲むのを止めたら、スッキリ、クッキリ元気回復、即工房へ。
仕掛中のテーブルカッティングボードに、コンディッショナーオイルを塗布、耐水ペーパー#1000で磨き、ウェスて゛拭きとる。乾燥で完成へ。
めったに手に入らない山桜、どっしり存在感ありgood。
2013年
3月
24日
日
名づけ由来を聞くと

名前や称号、社名を聞くと「その由来は?」と、つい聞いてしまう。
つねさん工房は単純至極、自分の名前を付けたのに過ぎず面白みが無いが、覚え易く言い易い。
所属するJWA=日本ウッドターニング協会の仲間、約70名の半数が
自分の名前の一部や土地名、木に由来等の○○工房と付けている。
その仲間から切抜き文字で、工房名の成依頼が電話であった。
最初聞いた時は全く分からず、何度も聞き返し文字を聞いて納得。
何故濁点をつけたのか? 付けた方が面白いから/納得。
自分たちの名前に「" 濁点」を付けて工房名にしたとの事。
タモ材20mm厚を糸鋸とバンドソーで切り抜く、バンドソーの懐は
340mmなので2分割にする。
工房名と由来のリストを作ってみようか。面白そうだ。
2013年
3月
22日
金
看板つくり

つねさん工房を気に留めて頂いた工務店さんから、工務店の店先に木工品展示販売をしたらどうか。ご厚意を頂き準備中。
タモ板材で看板を作る。あまり角ばらず、気安さと親しみ易さを出した看板を心がける。
いつもの事ながらデザインに苦慮する。看板の本筋は、一目で何を訴えているのかわかる事=単純に。(それしか出来ないが)
風邪が長引き調子出ず、木工も体力気力勝負、早く治さねば。
2013年
3月
21日
木
「必要」も時代背景でヴォリュームupする

起きて半畳寝て一畳・起きて三尺寝て六尺・一千万石も飯一杯
千畳敷に寝ても畳一枚。
同じ「ことわざ」を並べた。必要以上の富・物等を望んでも仕方がないと言われるが、下々にはホントかな?
物理的にはその通りだが味気ない。精神的な面は分かるのだが。
近所に在住方が趣味の刻字で賞を取った、との事で見せに来訪された。
立派な堂々とした刻字、その方面には疎いつねさんでもホー。
刻字の何とか会で佳作入選作。着色した桂を浮彫にして金箔を貼る。
残念ながら左側の浮彫は?・・・畳の事。象形文字かな。
「必要」の度合いも環境、文化、エネルギー、社会情勢etcで限りなく変化している。
衣食住足りて礼節を知る。このレベル以上を望んでも仕方がないとしたい。
ことわざの生まれた時代背景と、解釈する時代背景の落差を埋めて
このことわざは、現代ではこうなる。頭の良い人に作って貰いたい。
2013年
3月
19日
火
全ては模倣から始まる?

ターニングの本筋から外れるが、オギャーと生まれてからの人生は模倣の連続、模倣を卒業してオリジナリティーを生み出す事は至難。
物造りは特に、基本を体得するのも模倣から始まり次第に自分の型に。
京都炭山朝倉木工の「プラネットプレート」、ウォールナット材で径260mmは約500gの重量級との事。作りたい=模倣したい。
今日は夢工房ターニングディー、山桜円板を持参して早速トライ。
径185mmで232g、径225mmで329g、手にしてずっしり存在感満点で当分はまりそう。
風邪が長引き体調よろしくない、残念ながら2枚で早や上がり。
あと8枚分用意あり、あれこれバリエーションを変えてやってみよう。
模倣を超えて新しいモデルは無理かな。だろう。
2013年
3月
18日
月
木工本に誘われて

このところアマゾンで木工関連の本を取り寄せている。
アマゾンから、しょっちゅうメールで新刊案内がくのでついつい。
買うからくるのか、来るから買うのか、どちらにしても便利な時代へ。
先日近所にオープンしたショッピングモールの本屋で、気に入った本があったので迷わずget、どこかで見たような薄っすらとした記憶あり。
書斎の本棚に並べると、あれっ! 同じ本がある。
アマゾンから取り寄せていたのを忘れていた。メールで見ていたのだ。
「手づくりする木の器」に掲載されている、厚く重量感のあるプレートが気に入っていた。京都炭山朝倉木工のプラネットプレート。
今までのイメージと全く反対のプレート、こんな考えもあるのだ。
すぐ作りたくなった。
掲載のプレートより若干小さいが、似通ったものが出来るかも。
山桜の35mm厚板材で円板を切抜き、径200から230mmの器にする。
自作のナラとサクラのパン皿を毎日使っているが、深めのプレートも仲間入りさせたい。お気に入りの山桜で。
2013年
3月
17日
日
とっておきの材で

今日は昨日製材した厚さ75mmの山桜を35mmで10枚、20mmで10枚を挽く、日立バンドソーCB-75Fに25mmのバンドを装着、快調。
35mm厚は器作り、20mmでテープルカッティングボード8枚。
自動カンナの替刃を交換、ツルツル、表面に光沢が出る。
長径280×短径170mmのビーンズを2枚、長さ360×幅200mmの取っ手付きを6枚作る。
仕上げは、ブッチャー・ブロック&カッティングボードオイル塗布1回目、このオイルを3回塗布して仕上げはBBコンデイショナー塗布。
結構手間暇掛かるが、これも作る楽しみ。
とっておきの材、木好き人には受けると思うが?
2013年
3月
16日
土
期待通りに大活躍

暑さ寒さも彼岸までの言い伝え通りに、急に暖かくなってきた。
今日は午後から新戦力の古強者「日立バンドソーCB-75F」の試運転。
伐採、製材から3年経った山桜の厚板を自分なりに製材する。
厚さ75×幅500~600×長さ600mmの山桜を乾燥させていた。
シートをめくると、予想通りにヒビと虫食いがあちこちに。
幅の真ん中に大きなひび割れ、片身200~250mm幅に。
取りあえず10枚程cut、試しに厚さ35mmに挽いてみるがスイスイ。
器、皿、椅子の台板等に、楽しみが増えた。
このバンドソー、期待通りに大活躍で満足。忙しくなるな。
2013年
3月
12日
火
エンジュのとげ抜き

火曜日の夢工房ターニングディー、エンジュでナチュラルエッジの荒彫り、伐採後1年でまだまだ生木のため当分乾燥養生させる。
先週に続き、今日もやっちゃった。
フェースプレートを固定するネジがねじ切れてしまい(写真赤丸)、ターニング不能になってしまった。
今回は何本目かのネジ締めで、すぐ分かったので助かった。
先週のは、フェースプレートを外して、ターニング中に「ガツン!」
あれっ、節かな?と思いつつ続けてまた「ガッツン」やばい。
抜いた筈のネジが先端10mm位が切れて残っていた。分からなかった。
今回は、埋め込まれたネジの回りをドリルで穴あけ、ほじくり出した。
時間が勿体ないが、材も勿体ない。やはり材優先になった。
ネジが弱いのか、インバクトドライバーのトルクが強すぎか。
3回目のターニングには、太いネジを使わねば・・・
今回で3本目のトゲ抜き、慣れたがやりたくない仕事。
2013年
3月
11日
月
古いが新しい戦力に

つねさん工房に新しい「仲間」が加わった。
1994年10月製・日立バンドソーCB-75F 三相×1.500W。
9年落ちだが、見た目にはていねいに使われていたのか痛み少ない。
高さ調整に4寸+3寸5分の柱を組み、キャスターを付ける。
三相×200V電源設置はこれから、試運転では問題無い様子だつた。
けやき、栓、山桜、ブビンガ等の厚板製材が溜まっている。出番多し。
古いが新しい戦力になってくれる。楽しみ。
2013年
3月
10日
日
180年の歴史を見てきた赤松

1830年代は江戸後期、天保の大飢饉、東海道五十三次の浮世絵が出
来たり、フランス七月革命、西部開拓史の始まり、ビクトリア女王が即位した年代。
この頃に一本の赤松が芽生え、山形の実家の屋敷にどっしりと根を張り、江戸・明治・大正・昭和・平成の五代を見守ってきた。
子供の頃より我が家の目印であり、村のシンボル的存在であったが、数年来松喰い虫に取りつかれ年々衰弱し、遂に昨年秋に伐採。
週末に法要で帰省、黒ずんだ切り株に「お疲れさん、ありがとう」。
180年の年輪を刻み、時代の変遷と我が家の歴史を見守ってきた赤松。
幹と枝の一部を残してあり、1年経ったらこれからの100年を生きる木工作品にして残したい。
心配は、松喰い虫の影響はどうか? 見極めねば。
2013年
3月
06日
水
春気分で

飛び飛びに続けてきたSPF材の額縁15枚に、裏板とアクリル板を合わせてほぼ完成した。
3色重ね塗り、最後の色をもう一度仕上げ塗布、#80サンドペーパーでこすり、下色を出すがこれが一苦労。
この後トンボと釣り金具、吊り紐を付けて仕上げ。
さて、誰がどんな写真、絵等を入れるのかな。
作る方は、春気分を楽しんで並べて満足。この次は銘木額縁だな。
2013年
3月
05日
火
美女と野獣かな

今日は夢工房のターニングディー、朝9時集合して30分位お茶と雑談。
12時までターニングして1時間のランチタイム。
3時にお茶と休憩タイムで30~40分位、5時までターニングして掃除。
5時半頃から6時までお茶と「反省会?」。
今日の正味ターニング時間は5時間半位か、My工房よりゆっくりできてのんびりムード。お茶と雑談+情報交換が楽しい時間。
栓で小さな器を3個、エンジュでナチュラルエッジの荒彫り。
伐採1年でまだレァに近いミィデ゛ィアムの為当分乾燥待ちに。
並べてみると、色白で繊細なセンに対して、荒々しいエンジュ。
例えれば美女と野獣か、エンジュは仕上げて磨くと黒光りしてジェントルマンに化けるが、栓は段々「おばさん」になっていく。木は面白い。
2013年
3月
04日
月
ちょっと目先を変えて

仕掛中のテーブル・カッティングボードが完成した。
ミネラルオイルを3回下塗り、コンディショナーオイルを2回塗布して乾拭き、トチ杢が浮き出て「木好き人」には目を惹く一品。
どこかで見た記憶に「皮ひも付きボード」があった。
ワンポイントに20mmの穴をあけ、2mmの皮ひもをリングにする。
実用上は特に役立ちは無いが、ぶら下げにはOKだろう。
チョット目先を変えたボード、嫁入り先が気になる。
2013年
3月
03日
日
この辺が限界かな

近くでは紅梅白梅が咲いているが、暦ではもう桃の節句。
玄関先の僅かなスペースに、何年か前に作った「ターニングひな人形」が飾ってある。小さなボンボリも並んで。
午前中に3D切抜き文字作り、厚さ35mmのタモ板に文字をカーボン紙で転写、中抜きは電動糸鋸、3mmのバンドソーでラインに沿ってcut。
空研ぎサンダー掛けて#120ペーパーで角落し、チークオイル仕上げ。
糸鋸はHCで購入したリョービ450だが、バンドソーは300幅mmまでのために、一本では切抜き出来ず二つに分けて作業。
表からは見えないが、裏は見られたものでない。
糸鋸での中抜きは「はらみ/ふくらみ」もあり、真っ直ぐ抜けず。
ゆっくりやれば可能だろうが、せっかちなつねさんには「35mmの厚さ」この辺が限界。
この他、25mm厚のナラでも作ったが、ナラは固くこちらもこの辺が限界の様子。もっとじっくり構えてやらなくては!
2013年
3月
02日
土
女郎の厚化粧?

春一番が吹き止まず、今日は春二番で冷たい北風。
ペイント作業には、風で乾きが早くて良いのだが程度もの。
夕方まで待って額縁に三回目のペイント、三色目の重ね塗り。
四回目の最後は、同じ色の上塗りで幾らかでも滑らかにしたい。
女郎の厚化粧? な~んて言われなければ良いのだが。
2013年
3月
01日
金
ビーンズ・ボード作り

今日は7年振りの春一番が吹きまくる、工房前の中学のグランドから南風に乗って"大砂塵"が吹き付ける。
予定では、額縁15枚に3回目のペイントだったが砂ぼこりで中止。
代わりに「テーブル・カッティングボート」を作る。
在庫切れで、まえから作らねばと思っていたが中々出来ず。
トチの荒板をカンナ掛け、5枚だけ取れたので写真の通り。
その昔、SFだかLAだったか忘れたがティファニーでプラチナの「ビーンズ」を勧められて、当時の「大枚」をはたいた記憶がある。
それ以来、何かにつけてビーンズデザインを見ると「ビーンズだぁ」
トチ杢・長径290×短径180×厚19mmにバンドソーで切抜き。
6mm丸面ビットで面取り、端に20mm穴あけ、皮ひも通し予定。
Butcher Block & Cutting Board Oil(ミネラルオイル)塗布。白色ボトル。3~4回重ね塗り、B:B conditionerで仕上げる。黄色ボトル。
はたしてヤングママさんに受けるかな?