春日部の殿様気分を味わいたい

工房に近所の「鍔工」で「尺八の教授」をしている方が良く来られる。

1ケ月程前に脇息を作りたいとの事で、欅板30mm厚で部材を木取りして提供した。

秋までに仕上げたいと言っていたが、部材が手に入ると待ち切れずに立派に仕上げて持参された。

日本刀の鍔に彫刻をする技術を持っており、脇息の天板、脚、脚の支板に図案作りから彫刻、14金の摺り込みまでの凝った仕上げ。

天板にはつがいで戯れる蝶と川、脚には菊と葉に家紋、支え板には武将並みに花押まで彫りこむ念の入れよう。

旅行先の旅館で見慣れているプレス曲げ木の脇息に比べて、圧倒的な存在感と風格に「立派」の一言のみ。

春日部の殿様気分を味わいたいが、それには新築・大広間・床の間に掛け軸・黒檀の座卓+和服の似合う女房探しetc。

後期高齢者にはもう間に合わない。残念。