午は午でも格違い

12月も半ばを過ぎ、もうすぐ午年がやってくる。毎週月曜日の夕方やって来る近在の「鍔工」の方が作品を持参してくれた。
2ケ月位前か、午年にちなんで、馬図柄の大刀と脇差の鍔を依頼されたが、デザインに苦慮しているとの事だった。

こちらも干支の午デザインに迷っていたので、あれこれ雑談をていた。

持参の鍔は3個目の作品との事、径70mm位の鉄板から切り出し、タガネで尻尾の毛一本まで彫りこんだ迫力満点の鍔、見事としか表現出来ない。下の写真の様に裏面まで彫りこんであり立派なもの。

鍔の役目は、握り手を保護する為と思っていたらこれは二の次。本来の目的は「突き」で自分の手が滑って刃へ行く滑り止めとか。また鍔が付くようになったのは、南北朝時代から室町時代で、実践に用いる大型の鍔は、大阪の陣前後の事らしい。知らなかった事ばかり。

つねさんの午とは比較にならず、午は午でも格違い。ふぅ~。