物好きなターニング

昨年の暮れに、工房前の家で玄関脇に自生していた棕櫚を伐採した。40年以上前に自然に生えてきた棕櫚が伸び放題になっていた。伐採してみると径110mmで全長は目見当で7~8m位か、伐採主が何かに使えないか? との事でチェンソーでぶった切って3本程残していた。思いついてターニング、棕櫚皮を剥くと軟らかい竹に似ている。径100mmの丸棒にしてcupを作り記念として提供。年輪が無いので面白い様にスルスル、樹液が飛びはねる。板目、柾目方向とも竹を削った様にザラザラ。生の為空研ぎペーパー効かず、棕櫚はしゅろ縄や束子、ほうき等に利用されているが「幹」はどうしているのだろう?。馴染の造園親方に聞くと、腐らないので杭や土止めに使っているとの事。物好きにも棕櫚をターニングするとは! でも貴重な体験になった。

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コメント: 2
  • #1

    ニート (木曜日, 22 1月 2015 19:13)

    お寺の鐘を撞く棒

  • #2

    つねさん (金曜日, 23 1月 2015 17:41)

    ありがとうござます。さすがに物知りのニートさん。
    撞木はてっきりケヤキと思っていましたが、堅い木は鐘を痛めるので桧、杉等を使うらしい。知恩院の鐘は70t、撞木は径450mmの杉。台湾から取り寄せた杉大木、渋抜きに水に漬けて10年、乾燥に10年。20年掛けて作るとか(検索)。京都・長岡京市の柳田に観音楊谷寺の撞木は棕櫚で新調したとか(検索)。勉強になりまし。