杢の妙

木工に取り組みかれこれ10年近くなる。樹の事は杉、松、桧、楓等身の回りにあるものしか知らなかったが、ターニングを始めてから広葉樹を使い、堅さ木目等に興味を持つ様になった。カンナ掛けやターニングで浮き出てくる杢に俄然興味倍増、事ある毎に図鑑や検索で調べ、我流ながら何種類か判別できるようになってきた。今日は来客に時間取られ、合間に小刻みにターニング。その一つが写真の「けやき台つき独楽セット」。けやき台は、円板で用意していたが中心が割れそうでほったらかしにしていたもの。思い切ってターニングすると見た事の無い「杢」が出てきた。木目は合っているし、どうしてこんな杢が出来たのか不思議。いろいろ調べてみると「サバ杢」「鯖杢」or「二股杢」と呼ばれるものらしい。幹が二つに分かれた部分に現れる独特の木目らしい。「捌ける」ことからサバ杢に転じたとも言われている。約40種類近い杢の種類があったが、知っているのはせいぜい5~6種類。杢の妙に魅かれて杢のコレクションも興味あるが、お宝がかかるので駄目だな。