ドイツ流ターニングは素早い

今日は日本ウッドターニング協会(JWA)定例の第3回技術講習会。講師はドイツ木工玩具職人の資格を習得した女性ターナー・伊藤真穂さん。木曾桧で雪だるまとお雛様をターニングで作り、水性アクリル塗料で絵付けまでする。

ドイツ・ザクセン州ザイフェン村に100軒以上の木工芸品を作る工房があり、大勢の職人が住んでいるとの事。生業で作る為に、いかに素早く、良い物を沢山作るかが職人の腕前。そこで生み出されたのが、スキュー(大型の斜めに刃のついたバイト)1本でほとんど全てを作り上げる技。日本のロクロと同じく片型受けでモーター直結の木工旋盤で作る。日本の一般的なターナーは、両受けの木工旋盤で4~5本のバイトを使い、結構時間もかかる。約40人参加の会員各位、見事なスキューの使い方に刺激を受けて同じバイト類を発注。弘法大師筆を選ばず、なんだがな。ドイツのスキューを使えば上手くなれるのかな?

続きの写真が完成品。X'masに向けて何か作ってみようかな。

写真は、スキューでターニンクしながらノギスで太さを計り、サイズまでターニング中の伊藤真穂講師。

色付けするとこんなに可愛いお雛様。木目を残す為に正面の△だけペインせずに残す。

天使・サンタ・雪だるま、天使の翼を除いて全てターニングで作る。

先日作った「点つけ棒」は、目・鼻・ボタン等の絵付けに使った。

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コメント: 2
  • #1

    chipsnobu (日曜日, 13 9月 2015 20:38)

    スキュー 一本でこれだけの物を作られるとは、魔術ですかね?
    片手にはノギス、それでターニング写真で見るだけでも素晴らしいことが伝わって来ますね。
    やはり基礎からしっかり勉強しないと上達しないのかもしれませんね。
    JWA講習会参加したい気持ちは有りますが、九州から遠いから参加難しいですね?

  • #2

    つねさん (月曜日, 14 9月 2015 19:47)

    ありがとうございます。
    ドイツのスキューは、柄元は細く先端に成るほど幅広く厚くなってました。
    いつも使っているスキューは、肉厚・幅は一定でこれが普通と思ってました。今回のターニングで、ドイツの合理性を見せつけられた様でした。
    あやかって、先端幅35mmのスキューを1本発注し、参加会員もそれぞれ好みのバイトを発注してました。バイトを変えても腕があがる訳でないが自己満足ですね。