現代版虚無僧がやってきた

時折、夕方散歩の途中ふらりと立ち寄る常連さん。鍔工でもあり、尺八師匠と尺八製作者の大川千光さん。12歳から親に尺八を指導されて60年、若かりし頃は、甲州街道を虚無僧姿で流していたとか。明暗流と聞くが、近くの公園で練習の帰り道立ち寄り、観客一人で独占しての演奏に聞き入る。分らんが、朗々たる伸びのある音色にしばしうっとり。ここ数年来読み耽っている時代小説の中に迷い込んだ感じ。夕暮れか、暗くなってからならもっと風情があるのだが。Tシャツ+半パン姿の現代版虚無僧。音色だけが時代ものかな。

自分で作った尺八、中は漆塗りで作るのも大変らしい。

尺八の裏側、自作の焼印で明暗??と焼印。リード部分は水牛の角と金で作ってあった。

微妙な指先の開閉で千変万化する音色。年季が要る訳だ。