自慢の母と兄

降るような降らないようなうっとおしい梅雨空が続く。今日は通院で早朝テクテクお休みに。ひま人は診察開始1時間前に並んで順番取りで6番だつた。我が家には「記録ものお宝」がある。亡きお袋の歌集と長兄の写真入り小冊子。いずれも我が家系の短い歴史を記録したもので、自慢のお袋と兄貴のもの。

終戦で北京から山形に引き上げして苦労した生涯のお袋。幾らか生活が落ち着いたころからの歌集が4冊ある。約30年にわたり娘時代から引き揚げ、戦後の生活苦、子・孫の成長等々を克明に歌に託して綴ったもの。涙なくしては読み続けられない切ない歌が多い。読み返したいが、切なくて躊躇してしまう。

長兄の写真入り小冊子が40冊ほどある。高校教師で退職後、趣味のカメラ・陶芸・旅行等を通じて撮った写真や記録をPCを駆使して編集。良くもまあこんなに多方面に触手を伸ばしたもんだと感心する。校長を最後に退職。長年の教育活動が認められて、平成16年秋の叙勲で「隋寶小綬章」を受賞した堅物兄貴。戦後の引き揚げ団長を務めた親父、苦労がたたって早く亡くなった。長兄が親父代わりで頼もしく、90才になっても矍鑠としている。自慢の兄貴。

山形の冬は雪で冬眠状態。本人に言わせれば、「冬ごもりの暇つぶしと」との事ながら資料集め・編集・印刷等は多大な時間と気力が要る。ほとんどが、実地体験だが、PCを駆使してデーターを集めた編集もあり、さすが「先生」と感心する。引き換え愚弟は、退職後の木工しか能が無くいささか引け目に。